一人５分を超える披露宴のスピーチは勘弁してもらいたい

monimoni
最近出席した友人の披露宴で。主賓の挨拶が新郎側で二人。人選上欠かすことができなかったようすではあったがスピーチの内容は二人を祝福するというか、お互いの会社のヨイショ。聞いていておもしろくない話に１５分が永遠に感じた。やっと終わって、さあ乾杯。とおもいきや『せっかくですから新婦の人柄ももう少し‥』と始まり、親戚の話やら膨れ上がってさらに５分。まだ？っていうのが顔に出た。せっかくのお祝いの席なので力が入るのはわかるが、一人５分を超えるスピーチは勘弁してもらいたい。
この日ゲストが着席してから新郎新婦入場し、二人のプロフィール紹介から始まり主賓挨拶、乾杯と食事にありつけるまで５０分近くたっていた。主賓挨拶も大事だけどもうちょっとゲストに気を配って進行や人選を考えてもいいのでは。この後時間がなくて新郎新婦と話す時間は全くなかった。

まてまてまて～」と延ばし延ばされている感じ、よく分かるぞ。小さな子供なんてもう限界を通り越しておるじゃろうに！食事にありつけるまで５０分は本当にお気の毒じゃ。スピーチをする側も、そのあたりをわきまえてほしいものじゃな。

会場関係者 こうゆうの。本当に困りますよね。ハッキリいって迷惑です。

無責任な発言をしないで：
乾杯の挨拶は新郎新婦とゲスト全員が起立して話を聞くので、最近は負担を掛けないように端的なスピーチや挨拶をされる方が多いように感じます。一度だけ、参加した結婚式の乾杯の挨拶で「スピーチ内容を書いたメモを落としてしまいました。すみません。乾杯。」と言う一言だけで終わった挨拶がありました。
そもそもスピーチ原稿はメモ帳やコピー用紙などに書いて持ってくるものではありませんし、原稿の紛失は自分の責任なので何の言い訳にもなりません。最初からスピーチ内容を考えておらずとっさに嘘をついてしまったのだとしても、そのようなことを公の場で発言するのは新郎新婦に対して失礼にあたるので避けるべきかと思いました。
ただ、そういった人に乾杯の挨拶を依頼した新郎新婦にも問題はあるのだろうなと感じた一件でした。

原稿は事前に準備するもの
以前参加した結婚式で、乾杯の挨拶を頼まれていた新郎の会社の先輩が、当日の披露宴会場のロビーで他に参加されている会社関係の人とスピーチの内容を考えている姿を見たことがあります。スピーチ原稿を事前に準備するのは、新郎新婦へのお祝いの気持ちを整理し、端的に、正しくお祝いの言葉を伝えられるようにするためなので、当日の会場で慌てて考えるのは新郎新婦を適当な気持ちで祝っていることと同じ意味となり、失礼にあたります。
本番をうまく乗り切れば良いのではなく、事前の準備を完璧にし、本番を確実にこなせるようにすることで、新郎新婦を祝うという気持ちを示すことができるのです。