無理な事を頼む花嫁

★傾向:「120名も出席した結婚式で、受付は2人だけだった」。 親しい友人や兄妹などは、結婚式の大切なゲストである。しかし、そのことをつい忘れて予想外の重荷を背負わせる花嫁もいる。 大人数が出席する披露宴での受付係には相当な負担がかかる。2人ではとうてい対応できないことがある。

→|対策:
• □受付:大人数(80名以上が目安)の披露宴では、会計係、案内係を別に依頼する。
• □芳名帳の数を増やす。

★傾向:「披露宴会場に来る途中に、買い物や商品の引き取りを頼まれた」。 サークルの集いのような感覚で、ゲストを足として使うべきではない。

→|対策:
• □前もって段取り良く準備しておく。業者に結婚式場まで届けてもらうように手配するなど。

★傾向:「結婚式のおっかけでスナップ写真、ビデオを撮って欲しいと言われた」。 気軽にそのような大役をゲストに頼むのは失礼。カメラを渡されても、何を撮っていいか判断できず、披露宴の大半を撮影に費やし、何のお礼も渡されずに「使われた!」と思う人もいる。

→|対策:
• □披露宴の撮影を依頼するなら、前もって本人の了解をとり、当日はお礼を用意しておく。(相場は2万円程度、プリント代ほか実費は別)

★傾向:「ペーパーアイテムの制作を引き受けたら、直前の追加、訂正、刷り直しで徹夜になった」。 席次表、席札など出欠に関するものは、直前に追加訂正が入るのが珍しくない。友人、知人を忙しい準備に巻き込むと、お礼代、食事代がかさんで高くつくことも ある。

→|対策:
• □ゆとりをもって結婚式に望むためにも、友人や知人ではなく臨機応変に対応できる業者に任せる。

★傾向:「結婚式のお祝いに希望の品を聞いたら、手に入りにくいものをリクエストされた」。 ブランドもの、レアなもの、数量限定のもの、国内で手に入りにくいものなどを頼むと、相手に大変な手間と時間をかけさせる。

→|対策:
• □お祝い品に、こまかな注文をつけない。こだわりを求めない。どんなものが欲しいかを、おおまかに伝えて相手に委ねる。
• ◎鉄則:「結婚式に来てくれる人は、ゲストであることを忘れない」。