★傾向:「結婚式で受付係やスピーチをしたのに、何のお礼もなかった」「写真撮影のお礼にお心付けはもらったが、事務的な感じがした」「新郎新婦と言葉を交わす機会 が一度もなかった」。 結婚式は多くの人に支えられて実現するセレモニーのため、新郎新婦からお礼をする機会が多い。ところが、時間が限られているうえ人数が多いため、どうしても フォローできないことがある。特に結婚式で受付や幹事、余興やスピーチなどをお願いした人にたった一言を忘れたために、それまでの交友関係を清算する羽目に なる人も多い。
→|対策:
- □ウエルカムボード、プロフィールビデオ、ブーケなど制作物を手伝ってくれた人へのお礼には作品の感想を添える。※お礼の金額は材料費とは別に「御礼」とし て5,000~10,000円程度。
- □「来てくれてありがとう」「お忙しい中、ありがとうございます」のお礼を1人1人に伝える努力をする。
- □結婚式のためにヘルプをしてくれた友人、家族への感謝の言葉を忘れない。
- ※特に忘れがちな人は、受付担当や2次会の幹事。受付係は「御礼」として5,000円程度。2次会幹事は会費を免除したうえで「御礼」として10,000円程度を渡 す。
- □お心付けを渡す時にも、気の利いた一言を忘れない。
- 「○○さんのおかげで、無事に結婚式ができました。本日は、ありがとうございました」「今日は私たちのために○○してくれてありがとうございました」など。
- □主賓や乾杯の音頭をとってくれた人はもちろん、受付やスピーチなどをしてくれた人には、両親からも感謝の気持ちを伝えてもらう。
- □何かをしてもらった事へのお礼だけではなく、自分のためにしてくれた相手の気持ちにお礼を言う。
- □結婚式場でお礼ができない人には、即日、または翌日に電話で感謝の気持ちを伝える。
- □ハネムーンから帰国したら、結婚式でお世話になった人(特に主賓クラス)には、きちんと挨拶する。
- □電報のお礼も忘れずにする。(松:すぐに電話で、竹:あとで手紙で、梅:結婚報告はがきで)
- □結婚式の写真を頂いたら、すぐにお礼の気持ちと感想を電話で伝える。
- □結婚報告はがきは、お礼の気持ちを込めて一言メッセージを添える。
- ◎鉄則1:「お礼はすぐにする。先送りにしない。タイミングは早いほど良い」。
- ◎鉄則2:「eメールよりも電話、電話よりも対面の方が好感度が高い」。
- ◎鉄則3:「目上の人へのお礼は、できて当たり前。同僚や後輩への丁寧な態度が全ての人に好感を持たれる」。