本日は披露宴会場ほかをどのようにコーディネートするかという会議でございます。
そう言えば大会場を押さえてみたものの、テーブルセッティングをどうするは全く決まっておらんのじゃ・・・。
披露宴会場のコーディネートプランには様々なタイプがございます。
披露宴会場のテーブル
(1)円卓
現在の披露宴では定番テーブルプラン。ゲストが向かい合って席につくため和やかに歓談でき、全体が華やかなムードに。
(2)流しテーブル
縦に長いテーブル配置。円卓よりも多くの人を会場に収容できる。
(3)高砂席を設けないスタイル
会場の最前列に高砂席(一段高いところに用意する新郎・新婦、ご媒酌人用席)を設けず、ゲストと同じテーブルについて一緒に楽しむスタイル。
その他
立食パーティ
ご媒酌人をたてる場合とそうでない場合では、配置も違ってきそうですね。
はい、ご媒酌人を立てられるのであれば、高砂席が必要ですので、(1)円卓(2)流しテーブルが良いでしょう。また、人前式、レストランウェディングなどでは、(3)高砂席を設けないスタイルがお薦めです。
高砂席を設けた場合は、どのゲストからもおふたりの表情を伺うことができますが、最近では新郎新婦が主役として目立つよりもゲストと一緒に楽しみたいというカップルも増えているそうです。
ワシはやっぱり高砂席じゃ!ゲストから熱い眼差しを浴びてこそ結婚式。動物園のコアラみたいに寝てるのか起きてるのか分からんようでは、お客さんをガッカリさせるのがオチじゃ!
それも一理ございますな・・・。
でも、ゲストと一緒の席の方が、お料理は食べやすいみたいよ。
料理は食べたし、目立ちはしたし・・・。うーん高砂席を設けるべきか、やめるべきかそれが問題じゃ・・・。
そうじゃ!いっそのこと両方の席をもうけようぞ!目立ちたい時に目立ち、食べたい時に食べるのじゃ!これは名案じゃ!
まぁ、そのようなことも不可能ではございません・・・。
さて、次は控室の話題です。ゲストが式場に着いたときに最初に訪れるのが控室です。
挙式までの待合い室のようなものじゃな?
はい、何も手を加えないでいると本当に待合い室になってしまい、最初からゲストを退屈させます
控室にはおふたりの幼い頃からの写真や記念品を集めたコーナーを作られると雰囲気が出ますぞ。海外ウェディングの方ならば、現地での挙式ビデオなどを流せば雰囲気も満点です。
おお!ワシの大好きなテーマパークのアトラクションのようじゃ。出発前の待ち時間にいろいろな仕掛けが凝らしてあり、待っているのに退屈しないばかりか、本番への期待感も高まるという演出じゃ。
そして、いよいよ宇宙船に乗り込んで、波瀾万丈の旅へ出発じゃ!
王様、どうかご出発は「順風満帆」でお願いいたします・・・。
さて、いよいよ披露宴会場前の演出ですが、早速
ウエルカムボードを準備しなければなりません。
それはセルフサービスなのか?
はい、会場では「○○様 ○○様 ご両家結婚披露宴」と筆文字で書いた看板を用意していただけますが・・・。
それではワシの「ハイセンス&ビューティフル」のコンセプトに合わんではないか?
はい、そのように様々の事情がございますので、ウエルカムボードの大半は、当日の持ち込みになって下ります。ウエルカムボードと一口に言ってもそのスタイルは様々でございます。フレームに文字を入れたオーソドックスなものもあれば、エッチングを施したミラーもございます。
エッチなミラーじゃと?
いいえ、エッチングとは、銅板などの表面を傷つけて腐食させる技術のこと。決して、怪しいものではございません。
ふたりで工夫して作られるのも面白いですよ。例えばツーリングで知り合ったカップルがバイクを、海が好きなふたりがサーフボードをウエルカムボードにアレンジするような例もございます。
そういえば、先日の結婚式ではタイヤメーカーで働く新郎さんが車のタイヤでウエルカムボードを作っていたわね!
ウエルカムボードは、ふたりのアイデアと発想しだいです。
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それは楽しそうじゃ!ワシもみんながあっと驚くウエルカムボードを作るのじゃ!そうじゃ、先日制作したあのオブジェが使えるではないか?
えっ、まさか、あのオブジェでございますか?それでは「ハイセンス&ビューティフル」のコンセプトに合わぬのでは・・・
「ピ・ッ・タ・リ」なのじゃ!
しかし、確かテーマは「悲劇と絶望の崖っぷち」では?
作品名は「愛と平和の旅立ち」に変更じゃ!
どっちにしても会場の雰囲気に合わないから却下にします。
次は披露宴受付テーブル周辺です。こちらもちょっとした演出でふたりらしくコーディネートできますぞ。テーブルの上にウェディングベア(くま)やウェディングマウス(ねずみ)の人形を置いたりするカップルが増えております。
熊は前からあったが、ねずみはどうしてじゃ?
なんでも「子宝に恵まれますように」との願いがこめられております。
それならワシは「コジカ」にするのじゃ・・・。
どうして王様が「コジカ」なので?
動物うらないじゃ。それから、クマとネズミに加えて長生きの鶴・亀、夫婦仲のいいオシドリ、頭のいいチンパンジー、性格のいいゴールデンレトリバー、それから、商売繁盛の招きネコも、
全部却下ね・・・。
せっかく手作りされた招待状でしたら、フレームに入れて飾っておくのもよいでしょう。それなら費用はフレーム代だけで済みますし、受付のウエルカムボードのようないい雰囲気になりますよ。
それは採用!ミニウエルカムボードみたいで素敵ね。
次はいよいよ会場内の装飾です。披露宴会場の華やかさはなんと言っても装花で決まります。ここはあまりケチらずお金をかけられた方がよろしいでしょう。最近では金屏風をなくして花屏風(フラワーアーチ)を設置するカップルも多いようです。
しかし、○○が相当にかかりそうじゃな・・・。
王様、バルーン(風船)を使えば会場を華やかにボリュームたっぷりにコーディネートできますよ。先ほどのフラワーアーチもバルーンを使えばお安く上がりますよ。
それは華やかになりそうね。お子さまにも喜ばれそう・・・。
はい、会場のバルーンはお子さまにお持ち帰りいただけるプレゼントとしても好評です。
しかし、なにか物足りない気がするのじゃ?
はい、テーブル等の「カラーコーディネート」とお二人の「テーマ」でございますな?
そうじゃ、カラーとテーマじゃ!それが重要じゃ!
その会議はまた、日を改めまして。
コーディネート
結婚式の王道