1.ウエルカムボード
シンプルなボードの真中に、二人の名前と日時を入れ、受付時にゲストに寄せ書きしてもらいました。
2.席札
シャンパン色の紙に、裏にはドリンクメニューを印刷。
3.挙式場
式とパーティを同会場に。
4.指輪披露
5.宣誓
宣誓の言葉は自分達で。
6.ケーキ
イチゴとドラジェで飾ったクロカンブッシュ。
7.衣裳
シンプルなドレスに人前式はマリアベールをしてミュールを合わせ、パーティではストールを巻き、バックコサージュをつけました。
8.ファーストバイト
ファーストバイトはお互いにシューを手ではずし、食べさせ合いました。
オリジナルウエディングへのこだわり
挙式場・披露宴会場:友人だけの会費制、着席ビュッフェ形式のレストランウェディングをしました。
ゲストをお待たせする時間をなるべく減らして、歓談やお食事を楽しんでもらいたかったので人前式と披露パーティを同じ会場でやりました。おかげでお色直しをしている間、皆さんにはお食事を存分に楽しんでもらいました。
衣裳:カジュアルでありながらシンプルでモダンな雰囲気にしたかったので、新婦のドレスはシンプルなオフホワイトのドレスに人前式はマリアベールをし、ミュールを合わせました。パーティでは同じドレスにストールを巻き、バックコサージュをつけたところ「雰囲気がガラッと変わった」と好評でした。
新郎は黒のスーツにスタンドカラーシャツ、アスコットタイを合わせました。今後も使えるようにと、新郎のスーツだけは知り合いの方にお願いしオーダーで作りました(ボタンだけを変え、今も使っています)
ドレスや小物はネットオークションでそろえたり、また売ったりしたので思ったよりお金はかかりませんでした。
会場装飾・テーブルコーディネート:ナチュラルな雰囲気のレストランだったので、自分達が考えたテーマカラー(シャンパンカラー、モスグリーン、ブラウン)に合わせやすかったのですが式とパーティが同会場だった為、雰囲気を変える為に工夫しました。
ゲスト席前に置いた赤いビンのシャンパーニュ「ピパリーノ」は瓶の首にはリボンをかけ、シャンパンカラーのメニューを巻きつけておきました。式の間はメニューでくるみ全体を白っぽくまとめていたのですが途中、司会者からメニュー説明時にはずしてもらうよう指示し、赤い瓶が映えて、テーブルに花が咲いたような華やかな雰囲気になるように考えました。
招待状:紙屋からシャンパン色のカードを買い、エンボススタンプを使って加工。文面はパソコンで手づくり。紐をかけ、ほとんど自分で作りしました。返信用切手は花嫁が書いてある新潟県の記念切手を使いました。
席次表:新郎新婦席は「シェフ」ゲストのテーブル名はハーブとスパイスの名前にしました。これは人生をキッチンに見立てて“経験”という名のさまざまな”料理”を作るシェフを新郎新婦に、“料理のアクセントになる”ハーブやスパイスをゲストに例えたものです。これから年を重ね、人生を振り返った時、テーブルに「たくさんの美味しい料理」が乗せてあるように2人で努力していきたいと思っていたのと、そして「これからも 皆様のお力を借りることもあると思いますがどうぞよろしくお願いします」という意味をこめてつけました。
他のページにはお互いの子供の頃の写真を入れたプロフィール、クロカンブッシュの由来と説明、最終ページには協力してくれた業者さんや友人の名前とお礼を書き、冊子にしてゲストに配りました。
ブーケ:衣装同様、シックでモダンな感じにまとめたかったのでグリーンと実ものを入れ、ラフィアでまとめたクラッチブーケにしました。ブーケと同素材でバックコサージュ、髪の花飾りを用意しましたが、実の渋めの赤をベビーシャンパーニュの瓶の色とリンクさせました。
引出物:会費制だったせいもあり、なるべくお金をかけずに、でもそれなりにお持ち帰りの品も用意したかったので手提げ袋を用意し、中に2人が好きなロイズのチョコレート(JALの機内食に採用されていて美味でありながら結構安い)と、なぜこのシャンパーニュを選んだ理由の説明付きのお礼状と、シャンパーニュの箱を入れ司会者にあらかじめ説明をお願いし、テーブルに置いたベビーシャンパーニュを入れて帰る時、持ち帰ってもらいました。
プチギフト:パーティ中にドラジェを配りました。ドラジェは、ネットで探したキロ単位で販売している業者から購入、生地屋でチュールの生地を買い、自分で人数分を正方形に切り、ドラジェを5粒ずつ包みリボンをかけました。チュール素材は実際に切ってみると思ったより生地の伸び縮みがあり、悪戦苦闘しましたが、おかげでかなり安くすみました。中にはドラジェの由来と2人でラッピングした旨の紙を入れました。お見送りの時は、無印良品で買った入浴剤とミニメモ帳のラベルを自分達がパソコンで作ったラベルに張り替え、ラッピングして配りました。
二次会ではラベルとおそろいのイラストを印刷したオリジナルせんべいを配りました。
演出:ワインをタイムカプセルにと相手に向けて書いた手紙と共にワインを保管してもらい、10年後に届けてもらう商品を申し込みました。
クロカンブッシュカットの後、パーティの最後の方(ちょうど日が暮れる頃)に行いました。クロカンカットを行い、クロカンを奥に下げた後に残った台座の上に大きいキャンドルを置きました。
今まで賑やかだったBGMをしっとりとした曲調のものに変え、あらかじめ作っておいた小さなキャンドルを参列者一人一人に持っていただき、会場の後ろの方から新郎新婦席の大きなキャンドルまでキャンドルリレーをしました。
新郎新婦は、ワインを開封する10年後のパートナーに宛てて手紙を書いておいたのですが、それにキャンドルの火で溶かしたシーリングワックスで封印をし、ワインと木箱に収めました。十分溶けたところでワックスを落し、手紙の封印をしてワインと木箱に収めました。
演出:(誓いの言葉と乾杯)宣誓の言葉は自分達でつくりました。そして、来て下さった皆さん全員に立会人になっていただいた感謝の気持ちを伝えたいので、式の締めくくりとして新郎が挨拶も兼ね乾杯をしました。
「ここにお集まりの全員が、私たちにとって大切な人たちです。私たちが、夫婦となる証人になっていただきありがとうございました。乾杯!」
オリジナルウェディングでもっとも大変だったことは?
予算計画から、進行表まですべて自分で作り、業者を手配したので予算が浮いた分、手間がかかりました。かなり余裕を持って始めたつもりでしたが、やはり直前は徹夜も多く寝不足の日々が続きました。
ゲストに感激されたエピソードは?
子供の席には派手にラッピングしたおもちゃとメッセージカードをつけてイスに置いておいたら、子供も帰ってから開ける楽しみが増えたようで、好評でした。
会費制で比較的安かった(15,000円)にもかかわらず、お土産がついていたことが驚かれ、喜ばれました。
今まで出席した結婚式はほとんど似たような進行だったので、後から思い出してもあまり印象に残っていない事が多いことに気づきました。自分達の時はお金をかけずにみんなに楽しんでもらって後々思い出してもらえるようなものにしたいと話し合っていたので、それに関しては十分満足できるパーティができたと思っています。
ワインのタイムカプセルやクロカンブッシュなど物珍しさも手伝ってかとても良かったよと喜んでもらえました。
結婚費用を節約したエピソードは?
司会はもともと人前に立つのが好きな?友人にお願いしたりとできる限り、お手伝いを友人にお願いして経費を浮かせました。
リボンや包装紙などは卸問屋で購入したり、クロカンブッシュなど単価の高い物は直接自分で手配しました。パソコンをフル活用して、ほとんど印刷物は自分達で作りました。
新婦のドレスやグローブ、アクセサリー、リングピロー、羽ペン、結婚証明書など、オークションで用意したものも多く、使用後はほとんど売りさばきました。
しかも自分が購入した価格よりも高価で売れたものもあったので得した気分でした。
ゲストに不評だったこと、失敗談は?
ビュッフェ形式だったせいか、思ったより食べ物も早くなくなったりして、自分が作った進行表よりも早く進んでしまい、おひらきが早まってしまいました。
受付時に記帳した紙が結婚承認書の参列者サイン欄を兼ねているのだと説明していなかった為、受付時に友人の分もまとめて書いてしまった人も多く、全員のサインをもらえませんでした。
これからオリジナルウェディングを実現するカップルにひとことアドバイスをお願い致します。
お金をかけなくとも、工夫次第でゲストに楽しんでもらえるパーティを開く事は十分可能だと思います。
手間がかかって大変な分、それが形になった喜びはは大きいものだなと実際にウェディングを企画してみて実感しました。
王様のコメント:
シャンパンにワインなど結婚式でおなじみのアイテムに、ふたりらしい演出で魅せているところがスゴイぞ。センスの良さが感じられる結婚式じゃ。
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