1.ウエルカムボード
裁縫が得意な新婦が一針一針、クロスステッチで刺繍。
2.写真ボード
二人の生い立ちやゲストの友人たちと写っている写真、交際中の様子を紹介する「写真ボード」をロビーに飾りました。
3.ペーパーアイテム
図柄のデザインから新郎が作成。ツタの模様に統一したデザインでオフホワイトのカードに印刷しました。
4.テーブル装飾・花
柔らかいピンク色を中心に濃淡をつけて、新婦の好きなバラをたっぷり使った装花をローズピンクのテーブルクロスに合わせました。
5.ブーケ
披露パーティー用には、トスできるようにクラッチブーケに。
7.キャンドルリレー
通路の左右で全員がリレーし終わったところで、その灯りの中を新郎新婦が入場。火をもらってメインキャンドルに点火し、みんなに「おめでとう!」と声をかけてもらいました。
オリジナルウエディングへのこだわり
挙式場:新郎新婦もゲストもくつろげる一軒家ゲストハウスを貸切しました。
披露宴会場:一日中移動せずに過ごせるよう、挙式・披露宴・夜の披露パーティーともに同じ場所にしました。
衣裳:一日中ウエディングドレスを着ることにこだわり、ゲストを待たせずあっという間に大変身できる3WAYドレスをオーダーで作りました。珍しい立襟の上着を着た状態で挙式。きりっとした中にも女らしさが出るように、上着の後ろ部分に布で作ったバラがずらりとついています。お色直しで上着を脱いでノースリーブの可愛らしい雰囲気に変身。上半身のレースや手袋のレースもバラの模様にこだわりました。披露パーティーでは同じドレスにラメ入りピンクのオーガンジーショールとひらひらした後ろの飾りをドレスに付けて、ヘアメイクもキラキラ感をプラス。新郎の衣装も新婦の衣装替えに合わせて、中のベストとタイを3パターンで替えました。
会場装飾:新郎新婦が入場するらせん階段には白いチュールレースと花で装飾。明るい日射しが入る天窓の下に、高砂無しで新郎新婦席を設けてゲストとの距離
ケーキ:四角い土台にハートが乗った二段重ね。色鮮やかにラズベリーやブルーベリー類を散らしました。披露パーティーのケーキはがらりと雰囲気を変えて、丸い三段のチョコレートケーキに会場装花と同じ色のバラの砂糖菓子を乗せました。
引出物:遠方からの親戚が多いため、持ち帰りやすくて自由に選べるカタログにしました。独身者以外にはグルメカタログも付けました。引菓子は天使の絵がついた可愛いハート型ボックスに、ハート型パウンドケーキとクッキーの詰め合わせにしました。
その他1:ウエルカムアニマルは新郎が好きな動物の猫、新婦が好きな動物犬にちなんで犬&猫。市販のぬいぐるみに、新婦の手作り衣装を着せました。猫のドレスは新婦自身のドレスと同じ生地で作りました。リングピローもドレスと同生地で新婦の手作り。
その他2:仲人を立てなかったので、なれそめの紹介は司会者が二人に質問を投げかけて、それに答えていくという形をとりました。司会者がユーモアも交えてくれて、形式ばらない自然な感じで紹介を行うことができました。またスピーチは極力減らして二つだけに。代わりにゲスト一人ずつと交流できるように各テーブルを回るドラジェサービスと、一卓ずつ新郎新婦と写真を撮るフォトサービスをやりました。一人一人にドラジェを手渡ししてご挨拶したのは好評でした。
演出:親に感謝の言葉があるのは花嫁だけではないはず、ということで新郎新婦それぞれが自分の親と相手の親にあてた手紙を読みました。花束贈呈時には父親にもプレゼントを贈りました。写真がたくさん入ってくるくる回せる写真立てで、今はそれぞれの実家で挙式時の二人の写真を飾ってもらっています。
披露パーティーでは、単なるビンゴなどではなく「新郎新婦にまつわる数字クイズ」をやりました。「初めて出会ってからプロポーズまで何日だったでしょう?」「二人の結婚指輪のサイズは合わせて何号?」など、正確な数字は誰も知らないけれど推測で当てられそうな問題を考えました。ぴったりの解答が無い場合は一番近い人を正解として景品をプレゼント。そのほかに珍解答の発表や、解答用紙に記入してもらった質問に新郎新婦が答えるコーナーも設けてかなり盛り上がりました。
BGM:すべて自分達で選びました。挙式と披露宴はクラシックで統一。モーツアルトの明るい曲を多用し、クラシック好きの新婦の父が選んでくれた曲も使用しました。披露パーティーのBGMは二人の好きなボサノバやイタリアンポップスなどを流しました。
ゲストに感激されたエピソード:人前式は全員に立会人として署名を頂いたので、「こんなに『参加した』という気分になった結婚式は初めてだった」とゲストに言われました。また披露宴でもパーティーでも全員と話すようにして相手を紹介したことは、とても良かったと誉められました。一方的に見せるだけの式や披露宴は嫌で、楽しんでもらえる結婚式を目指していたので、こういう感想をもらえたのが大成功の証だと思っています。
ゲストの負担も考え、披露宴に招待するのは親戚・会社関係・ごく親しい友人までとして、会費制のパーティーに友人の大半を招待したことも正解でした。披露宴とパーティーの両方を一つの会場で行なったことで、担当者との打ち合わせや準備の負担も思いのほか軽減できました。
費用を節約するために持ち込み自由の会場を選んで、装花・ヘアメイク・司会者・写真・引出物・衣装などを外注しました。ビデオは撮影が得意な妹がボランティアで引き受けてくれ、編集までやってくれました。ドレスはフルオーダーなので一見高くつくように感じますが、色ドレスや二次会ドレスを全部レンタルするよりは一着でチェンジできるもののほうが結果としてリーズナブルだったと思います。また手作りを多く取り入れ、キャンドルなど手配できるものはすべて自分達で準備しました。
王様のコメント:
新郎新婦が双方への両親へ感謝の手紙を読むアイデアはご立派。「こんなに『参加した』という気分になった結婚式は初めて」というゲストの声が全てじゃ。限られた時間の中に笑いと涙が凝縮されておるぞ。
結婚式の達人 メニュー 広告 募集中