冷たいものは冷たく、暖かいものも冷たい和洋折衷料理。

Aryarya
数年前に出席した親しい友人の結婚式での話ですが。いわゆる「結婚式場」での披露宴で、お料理は和洋折衷。
着席した時には既にテーブル狭しと半分以上のお料理が並び、当然のことながら冷たいものは冷たく、暖かいものも冷たく‥‥といった状態。
（こういうの、今どき珍しい気もしますが‥‥）おまけに、明らかに天ぷら用のだしと分かる小鉢の他に、醤油系の色の小鉢や小皿がいくつも並べられ（後に和風ステーキのたれと握り寿司用の醤油、サラダ用ドレッシング等と判明）、同席した初対面の方々と「これは何に使うのか？これには何をつけるのか？」という食べ物の話だけでかなり盛り上がり、そのことだけが強烈に記憶に残っていて、肝心の披露宴の記憶がほとんどありません‥‥。
入場の時、新婦って何を着てたっけ？？？

その式場、ゲストに冷飯を食わせるつもりか！！ しかし、盛り上がりにもいろいろじゃ・・・。料理に話題が集中するのでシャイなふたりにオススメな演出？かも。

心得ておく
一般的な婚礼料理は、大人数のゲストに対し少ない数のスタッフで食事のもてなしをしています。ですから、テーブルセッティングや料理も“大人数のゲストを効率よくもてなすための内容”になっているのです。ゲスト側もそういったことを心得て参加する必要があります。日本では“客人にも知恵があって当たり前”なのです。