結婚式費用に300万円振り込んで欲しいと弟から頼まれ...

姉
結婚式費用に300万円振り込んで欲しいと弟から頼まれました。全体でいくらかかるのか知らないまま、とにかく300万円を式場に振り込んで欲しいと言われました。おめでたい結婚式ですし、弟のためと思い、結婚式2日前に、インターネットバンキングからクリック1つで振り込み完了！弟はタバコもギャンブルも消費者金融もやりませんが、貯金ができない性格で、家族からお金を借りることが多く、返済が滞り、いつの間にかあいまいになってしまいます。私は両親から弟には絶対お金を貸さないようにと散々注意されていました。
「姉ちゃんから300万借りたことは、お父さんには言わないで！ご祝儀で返せるから！」と弟から頼まれていました。そして、結婚式当日。披露宴の席にはネームカードがあり、親戚のカード裏には弟からのメッセージが書かれていました。しかしながら、父（母は他界）と私のカードにはメッセージが何も書かれていなかったのです。「300万円振り込ませておいて、ありがとうの一言もないのか・・・」と私はがっかりしました。同時に「100万円振り込ませておいて、ありがとうの一言もないのか・・・」と父はがっかりしました。この瞬間、私と父は300万円と100万円振り込んでいたことを情報共有したのでした！
弟の職場友人のスピーチで、弟と職場友人はシンガポールや韓国へ旅行へ行っていることが分かりました。新郎新婦の紹介映像では、イチローが見たいからニューヨークへ行ってきた写真、讃岐うどんが食べたいから香川県へ行ってきた写真などなど、2人で旅行してばかりだったことが発覚しました。そして、夢は世界一周旅行とニューヨークで暮らすことでした。結婚式のための貯金もしないで、遊んでばかりいた2人に対して、私と父は怒り心頭！同じテーブルの親戚も「2人は遊びすぎだ」「300万円は払いすぎだ」とあきれていました。「弟に貸したお金は戻ってこないのではないか」「両親から弟にはお金を貸すなと言われていたのに」「出席者は70人だったので、ご祝儀が1人3万円としても210万円にしかならない・・・」と私は怒りと不安と虚しさがこみ上げてきました。
そして、事件は起きました。新郎新婦が円卓を回って記念撮影をしにきた際、感情の荒れ狂った私は弟のネクタイを掴んで「本当にご祝儀で300万円返せるのかーーー？」と言ってしまいました。弟にとって一生に一度の結婚式を最悪な思い出にしてしまいました。（新郎側の親戚一同の円卓での出来事でしたので、他の円卓の参加者には見られなかったと思いますが）結婚式終了後、新婦のお母さんは200万円振り込んでいたことも分かりました。新郎新婦共に遊んでばかりで貯金をせず、結婚式費用を工面するために、複数の家族に100万単位でお金を振り込ませていたのでした。合計600万円。結婚式の合計費用について、振り込んだ家族は全員知らされていませんでした。「弟にお金を貸すなとあれほど言っただろうー！」と親の忠告を守らなかった私は父から怒られました。「姉ちゃんから300万円も借りたのかー！」と父は弟を怒りました。
結婚式を最悪な思い出にされた弟は私に怒りをぶつけ（当然ですね）、その激怒した勢いで2日後には300万円私の口座へ振り込んできました。弟に貸したお金は戻ってこないと嘆いていた私は、300万円戻ってきてほっとしてしました。しかし、結婚式で新郎のネクタイを引っ張るのは最低だったと後悔しています。もう少し我慢すれば良かったです。結婚式するのに貯金してこなかった新郎新婦が悪いのか？ご祝儀で結婚式費用をまかなうつもりの新郎新婦が甘いのか？「お父さんには内緒で300万円振り込んで！ご祝儀で返せるからさ！」という弟との約束を破った私が悪いのか？弟のネクタイを掴んで怒鳴った私が悪いのか？振り込む前に、300万円について私は父に相談すべきだったのか？弟は大学病院勤務の医師で、月収70万以上あるのに、なぜ貯金できなかったのか？もやもやしている私にメッセージ下さい。

自ら反省しておられるように、結婚式で新郎のネクタイを引っ張るのは、ちょっとやりすぎたようじゃ。しばらくは、弟さんと気まずい関係になるじゃろう。しかし、これを機会に弟さん夫婦が反省し、10年、20年後に「あの時、ネクタイを引っ張られて、目が覚めた」と感謝されることを願っておるのじゃ。

300万は大金ですし、怒るのも無理ないですよ。私も、同じようなことをされたら、我慢できないかもしれないですね。やはり、ここは黙っておいて終わってから言うのが大人なのかな。でも、一番悪いのは新郎でしょう。心を入れ替えるにはこれぐらいした方がいいと思いました。

結婚するのだから、もっと新郎さんがしっかりしなくてはいけないと感じました。お金を借りるのだから、借用書を書く。いつまでに返済するなどしっかり伝え、相手を安心させるべきでしたね。結婚ってわがままばかり、奇麗ごとだけでは、やっていけませんよ。王様がおしゃったように、「目が覚めた」と感謝されるといいですね。