えんえんと３時間以上の新郎のワンマンショー

切れたっ
タイトル=ライトアップ新郎1
ガーデンパーティで出席者に飲み物が渡り終る頃、新郎がバルコニーの高い所にマイクを持って立ち,高らかに「今日は仕事を忘れて大いに飲みましょうっ！乾杯っ！」！？はあぁっ！？ここに集まってるの何のためかわかってんのか！忘年会じゃないぞ！
集まってくれたゲストに一言お礼を言わんのかっ！その後、館内は寿司詰め状態でウェーター達が通るたび、椅子を引いたり立ったり。料理は名前だけ高そうでお粗末な味。しかも前菜からメインデシュらしきものまで３品でおしまい。その中で新郎だけがハイテンションで、新婦へプロポーズセレモニー。（子供作っといてプロポーズしてなかったなんて普通恥ずかしくて言えないと思うが）新婦には内緒だったという新婦へのプレゼントのセレモニー。
生まれた我が子のビデオを披露、我が子へのプレゼントセレモニー。

その後もマイクを持って自分の方だけの恩師やら上司に長々とヨイショ（友人や新婦側は何？）その度に司会者が「温かい大きな拍手を！」
えんえんと３時間以上の新郎のワンマンショーが終わり、やれやれと立つと司会者から「新郎新婦の手作りメニューでございますから記念にお持ち下さい」？？？
ただの厚紙にメニューが印刷されてるだけのもの…こんなもの記念にって…会場から出ようとすると今度は出口で立った客達が足止め。
見送りに並んだ両方の親と新郎新婦の記念撮影なのだそうだ。
撮影終わるまで満員電車状態で待ち、最後のお見送りの時に、一言お礼と引き出物なのかと思ったが、薄笑いの顔で会釈のみ。引き出物もなし。引き出物など要らないくらいだ。ただ、自分達を祝うために時間とお金を使って出席してくれた人に「来てくれてありがとう」と喜んでだけ欲しかった。こんな馬鹿新郎、見た事ない。でもってこの馬鹿、学校の先生なんですよー！帰ってから手作りというメニューの紙切れを粉々に破り捨てた。

さすがは先生。「本人達がいくらオリジナルウェディングを実現しようと努力しても、ゲストへ感謝の気持ちが伝わらなければ、大失敗！」というお手本を示してくれたようじゃ。