今回は花嫁の手紙でありがちなNG例をご紹介します。
自分では「これくらい大丈夫だろう」と思っていても、第三者には結婚式に相応しくない内容に感じたり、誤解を与えてしまうことがあります。
そこで、手紙を書いたら姉妹や友人などに内容を見てもらい、わかりにくい点や気になる箇所はないかをチェックしてもらいましょう。
花嫁の手紙は両親への感謝を伝えるためのものです。過去への反省の気持ちから自分を卑下したり、ちょっとしたウケを狙って暴露話のように家族への悪口を書いてしまわないように気をつけてください。
最近多いのが「もう年なのだから健康に気をつけて...」と両親を上から目線で年寄り扱いするケースです。
両親を想ってのメッセージであることは分かりますが、突然に親子の立場が逆転したような印象を受けてしまします。ご両親への尊敬の気持ちを忘れないようにしましょう。
花嫁の手紙では両親との思い出のエピソードが欠かせませんが、多くのエピソードを盛り込みすぎると「◯◯のことがあった、△△のことがあった」という単なる思い出の紹介に終わってしまいます。
ご両親やゲストへのメッセージを十分に意識して、自分の思いや感謝の気持ちが伝えられるエピソードを選びましょう。
「あの時、◯◯だったこと、覚えてますか?」「△△した時は楽しかったね」など、当時の様子を知っている前提でエピソードを書くと、ゲストには何のことかさっぱり分かりません。
花嫁の手紙はゲストに公開されることを意識して、どなたにも分かるような内容にしましょう。
また、愛称で呼ぶ時は「◯◯ちゃん」ではなく、「姉の◯◯ちゃん」など新婦との関係が分かるように説明を入れ、一部の人にしか分からない名称や専門用語は避けたほうが無難です。