アマチュア司会者のための緊急マニュアル

披露宴は筋書きの無いドラマ。決して予定通りに行かないことも日常茶飯事です。そこで、披露宴司会者のプロでなくとてもとっさの対応ができる豆知識をまとめてみました。

もしも披露宴の時間が余った時は？

ゲスト席の人をランダムに選んで一言インタビュー。 その際に、高校の友人には「高校時代の様子」、職場の同僚には「普段の職場での様子」、親戚の方には「幼い頃の思い出」などを聞くと良いでしょう。 (10分ほどに根回しをしておくと上手く行きます）

• 祝電で読み切れなかった部分を読む。
• オリジナルウェディングの話、「結婚式までの様子」を新郎・新婦にインタビュー。
• 新郎・新婦の兄弟姉妹に今の気持ちをインタビュー。
• 100円じゃんけんなどミニゲームを行う。

もしも披露宴の時間がオーバーした時は？

祝辞をお願いした人、カラオケをお願いした人たちに前に出てもらい、一言づつ新郎新婦にお祝いの言葉をいただく。（閉宴後のフォローを忘れずに）

もしも人の名前を間違って読んでしまった時は？

気づいたら「失礼しました」と言い直し、その時は出来るだけ軽く流しておく。 （閉宴後にしっかりフォローを）

スピーチの人が、あがってしまったら時は？

司会者が中に入って、スピーチの人インタビューしてあげるような形に変更してフォローする。その後、ひとりでOKならそのまま続けてもらう。

子供が泣き出したら？

無視したりせずに「赤ちゃんも一言スピーチしたいみたいですね」と注目させておき、新郎・新婦に「子供は何人欲しいですか？」などをインタビュー。

次にスピーチ・余興をする人が会場にいない？

そんな事にならないように、前もって各ゲスト席へ足を運んで打ち合わせを。 「○○様のスピーチは、次の次になります。お時間はどのくらいですか？誠に恐縮ですが時間が押しておりますので、○分くらいでお願いいたします」と いうふうに根回ししておく。自分の番がいつか分からない人は意外に多い。

トイレに行った人が戻って来ない。

自分で対応せず、式場の会場担当に連絡を。

その他

拍手はタイミングよく、大きく。

披露宴のゲストは、司会者の拍手を合図のようにして、手をたたき始めます。 できるだけ早いタイミングで、大きな音で会場を盛り上げてあげてください。

オリジナル演出の紹介を

せっかくふたりで手作りしたオリジナルウェディングのアイテムも言われなければ気づかないケースも多いです。 お二人のウェディングへのこだわりを、ぜひゲストの皆さんに伝えてあげてください。