幸せのおすそわけ募金 寄付先を発表する例
例)花嫁の手紙で寄付先を発表
私が小学生の時にお父さんが事故で亡くなってから、ずっとお母さんは女手ひとつで私を育ててくれましたね。
朝早くからお弁当屋さんで働き、夜はスーパーで仕事をしていて、家事との両立はとても大変だったと思います。
私たち姉妹を育てるのに一生懸命だったのに、今まで私はお母さんに心配かけるようなことばかりしてきましたね。
ワガママばかり言って、お母さんがどんなに苦労をしていたのかを、理解しようとしていませんでした。
本当にごめんね、お母さん。今まで、ありがとう。これからは私にたくさんの親孝行をさせてください。
このたび、真一さんとふたりで私のように母子家庭で育っている親子を応援するために、結婚式で何かできることはないかを話し合いました。そこで、ひとり親家庭の病児保育を支援する「NPO法人◯◯」という団体に、「幸せのおすそわけ募金」の寄付をすることにしました。
病児保育というのは、子どもが病気になった時に保護者に代わって子どもの世話をしてくれるサービスです。
母子家庭では、両親が交代で会社を休むことができないので、病気の子どもを保育施設に預けることができず、母親が仕事を休んだことから失業して貧困状態になってしまうことも珍しくないそうです。
「もし子どもが病気になっても、安心してお母さんに働いてほしい」。
ひとり親家庭の子育てと仕事の両立を支えるため、皆様にもご協力いただければ嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
例)一冊の絵本と出会った新郎新婦
私たちふたりが結婚式で募金活動をしようと思ったのは、本屋で偶然に手にした1冊の絵本がきっかけでした。
それは「ぼくが5歳の子ども兵士だったとき」というコンゴ民主共和国で実際にあった話をもとに書かれた絵本でした。
5歳の主人公が友だちと遊んでいたある日、反政府軍の兵士がトラックでやってきて山間の野営地に連れていかれ、暴力によって支配されてしまったのです。
それは、平和な日本で何不自由なく育ててもらった私たちには想像もできない内容でした。
世界には、子ども兵士が30万人以上もいると言われています。
そこで、私たちはこのたび「地雷」「小型武器」「子ども兵」「平和教育」という4つの課題に、国際協力と国内での啓発・提言活動を行う「NPO法人◯◯」へ「幸せのおすそわけ募金」をすることにしました。...
例)飲料メーカーで働く新郎
... 私は大学を卒業後8年間、◯◯株式会社で清涼飲料水の営業を行っています。
日本では、コンビニや自動販売機が数多くあり、欲しい時に好きな飲物を手にすることができます。また、水道の蛇口をひねれば、安全な水が手にはいります。しかし、それとは全く事情が違う国々が多くあります。
「明日は、きれいな水が飲みたい」。
世界には、安全な飲み水を手に入れることができない人が約10億人もいるそうです。
これらの人々が少しでも笑顔になれるように、私たちは結婚式で「◯◯団体」に幸せのおすそわけとして、寄付をすることにいたしました。◯◯団体は昨年1年間に1,190本の井戸を掘り、35万人以上に安全な飲み水を提供する実績を持つ団体です。
私たちの考えにご賛同いただけましたら、ぜひ皆様にも募金にご協力いただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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