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結婚式のまとめ
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花嫁の手紙
花嫁の手紙を書く時の文例集。

書き出しの文例
花嫁の手紙の書き出しは、まずゲストの皆様に挨拶を述べてから本文に入る方法と、両親へのメッセージから始める方法があります。
以前は両親へのメッセージから始める手紙が多かったようですが、最近ではゲストへの挨拶を入れる書き出しが主流です。
しかし、新郎新婦が揃って謝辞を述べるなら、花嫁の手紙ではゲストへの挨拶を省略してもいいと思います。きっと両親への気持ちから伝えたほうが印象的になるでしょう。
ゲストへの書き出し
- 私たちふたりの新しい門出を、こんなにも多くの方々に祝福していただけたこと、とても幸せに思います。
- 本日はわたしたちの結婚披露宴にお集まりくださり、ありがとうございます。
- この日を迎えることができたのも、両親や家族、そして皆様のおかげと感謝しています。
- お父さんお母さん、そしてこんなに多くの皆さんに祝福していただけて、心から幸せに思います。
- 本来は父、母と呼ぶべきところですが、今までの感謝を気持ちを込めて、普段通りに父を○○さん、母を○○と呼ばせてください。
両親への書き出し
- 今日はお父さんお母さんに、祝福してもらえることが何よりも嬉しいです。
- お父さんお母さんには、今までいろんな心配をかけてきましたが、晴れてこの日を迎えることができました。
- お父さん、お母さん、憧れの結婚式を実現することができたのは、◯年間、大切に育ててくれたおかげです。
- お父さん、お母さん、今まで本当にお世話になりました。
- パパ、ママ、今日まで大事に育ててくれてありがとう。
- お父さん、お母さん、今日は私たちのために○○してくれて、本当にありがとう。
- ○○年間、大事に育ててくれて、本当にありがとう。
- お父さんお母さんのおかげで、今日の日を迎えることができました。
- パパ、ママ、今までたくさんの愛情を注いでくれてありがとう。
- 今日の日を迎えられた喜びで、胸がいっぱいです。
- 今日の日を迎えることができて、幸せに思います。
- 今まで○年間、大切に育ててくれて本当にありがとう。こうして晴れの日を迎えることができたのも2人のおかげです。
お父さんへの文例
花嫁の手紙では、オリジナルのエピソードが重要です。以下の文例では主に言い回しを参考にするにとどめて、あなたならではの物語を中心に展開してください。
- あの時、お父さん(お母さん)が言ってくれた「○○○」という言葉を忘れずに、○○さんと幸せになります。
- お父さん、私が○○をした時のことを覚えていますか?
- お父さんが○○してくれたことが、まるで昨日のことのようです。
- いつかお父さんに○○のことを聞いたことがありましたね。
- あの時、お父さんが○○してくれた(△△と言ってくれた)気持ちが、とてもうれしかった。
- あんなに○○だったパパの姿を見たのは初めてで、あの時は驚きました。
- あの時、お父さんがそっと私の背中を押してくれたから、○○できました。
- そんなお父さんの娘であることが、とても幸せです。
- パパさんが、○○だったことが私にとって自慢でした。
- どんな時も私をずっと応援してくれて、ありがとう。
- お父さんとの思い出は何と言っても○○ですね。◯◯の頃、週末はいつもお父さんと一緒でしたね。
- 幼い頃からお父さんが「◯職種◯」として働く姿をみるうちに、いつしか私も「◯職種◯」を志すようになりました。普段は◯◯なお父さんですが、私は◯◯なところを尊敬しています。-中略- これからも公私ともに、よき相談相手でいてください。
お母さんへの文例
お母さんへの文例も父親の場合と同様に参考例とし、あなたの思い出や想いをエピソードにして手紙を書きましょう。定型文を使いすぎて感謝の言葉の羅列にならないよう気をつけてください。
- お母さんが教えてくれたことを胸に、○○さんと幸せになります。
- これからは、お母さんをお手本に、明るい家庭を築きます。
- もしも私に子どもができて、○○したことがあったら、あの時お母さんが私にしてくれたように△△してあげたと思います。
- 私もお母さんのように、子どもに○○してあげられる母親になりたいと思います。
- 幼い頃は「○○」とわがままを言って、よくお母さんを困らせていましたね。
- あの時、ママがそばで支えてくれたから、がんばれました。
- 私は幼い頃から体調を崩しやすくて、お母さんよく心配をかけましたね。
- あの時、お母さんが励ましてくれたから、気持ちが楽になりました。
- お母さんに支えられて、今日を迎えることができました。
- お母さん、ずっと心配ばかりかけて本当にごめんなさい。
- 私は○○なママのことを、とても誇りに思っています。
- 家族のためにいつも一生懸命で、◯◯なところが尊敬できるお母さん。
- お母さん、たくさん愛してくれて、ありがとう。
- いつも私の味方でいてくれ、最大の理解者だったお母さんに心から感謝しています。
- 私は○○してくれた時、お母さんの想いを感じて嬉しくてとても幸せな気持ちになりました。
- どんなに忙しくても毎朝欠かさずご飯を作って、お弁当も持たせてくれて、家事を完璧にこなしてくれていたお母さんを心から尊敬しています。
- 私が悩んでいた時にはお母さんが話を聞いてくれ、きっと大丈夫と私の背中を押してくれましたね。
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家族への文例
ご両親と兄弟姉妹などの家族へ一言メッセージを伝える時に使える文例です。
ご両親が他界や別離されている場合は、親に変わって兄弟姉妹のエピソードを詳しく披露することがあります。
- お父さんお母さん、これからも二人仲良く、そして、◯◯兄さんもいつまでも元気でいてください。
- これからもお父さんお母さんをお手本に、円満な家庭を築いていきたいと思います。
- お嫁にいっても、ずっとお父さんとお母さんの娘です。
- あの時、お母さんは「○○○」。そして、お父さんは「○○○」と言って私を励ましてくれました。
- 当時、私を一番理解してくれていたのは、両親と家族であることに気がつきました。
- こんなに素敵な両親と家族をもって、私は本当に幸せです。
- 「○○なお父さん」「○○なお母さん」の子どもに生まれて、私は本当に幸せです。
- 私もお母さんのように、妻として、母として、家族から感謝される女性になりたいです。
- 私に○○を教えてくれたお父さん、△△を教えてくれたお母さん。そして、□□な兄弟に心から感謝しています。
- お父さん、お母さん、たくさんの愛情を本当にありがとう。そして、弟の◯◯。いつも私のことを気遣ってくれて本当にありがとう。
- お父さん、お母さん、そして、○○兄さん、妹の◯◯。たくさんの愛情とたくさんの思い出をありがとう。
- ◯◯の時は、心が折れそうになったこともあったけど、お母さんが「◯◯」と言ってくれて勇気づけられました。
祖父母への文例
花嫁の手紙では祖父母への言葉を入れることは滅多にありません。例外として両親の共働きや離別など何らかの事情により祖父母の手によって新婦が養育されており、本人が結婚式に出席している場合に感謝の言葉を朗読します。
- おじいちゃんから教わった◯◯のことを、私たちの子どもにも伝えていきたいと思います。
- 私に子どもができたら、おばあちゃんに教えてもらった○○のことを伝えていきたいと思います。
- 大好きなおじいちゃん、おばあちゃん。いつまでも元気で長生きしてね。
- おじいちゃん、いつもありがとう。これからは、寒くなるけど体に気をつけてね。
- 大好きなおばあちゃん、いつまでも私のよきお手本として、元気で長生きしてください。
片親の場合の文例
ご両親が他界・離別されている場合によく使われる表現です。「死因」「離婚している」ことなどの詳細は一切書く必要がありません。
- 女手ひとつで私を育ててくれたお母さんの子どもであることを、いつまでも誇りに思っています。
- お母さんが他界してからも、今まで何不自由なく私を育ててくれたお父さんに、心から感謝しています。
- 小学校低学年の頃から、父は男手ひとつで、私と妹の「◯◯」を育ててくれました。
- 母子家庭となっても、時には厳しく、そして愛情たっぷりで私を育ててくれました。
- 今まで○○年間、お世話になりありがとうございました。
- お母さん、○歳の時にお父さんが他界してからも、私を愛情いっぱいに育ててくれてありがとう。
- パパ、○年間お母さんがいなくても何不自由なく育ててくれて、心の支えでいてくれてありがとう。
- 今まではお母さんが一人で私たち兄妹を育ててくれましたが、これからは私たち家族みんなでお母さんを支えていきたいと思います。
エピソードの文例
花嫁の手紙で最も印象に残るのは、あなたならではのエピソードです。文例を参照してあなた自身の思い出のページを開かれてはいかがですか?
- お父さん(お母さん)との思い出で特に印象に残っているのは、○○才の時、△△した時のことです。
- 私はこの季節になると「○○」だったことを思い出します。
- 結婚式が近づくにつれ、子どもの頃のことを思い出すことが増えました。
- いつか私がお母さんに○○の相談をした時のことを覚えていますか?
- 私はあの時、○○だったことが今でも忘れられません。
- 今でも時々、お父さん(お母さん)のあの時の言葉を思い出すことがあります。
- あの時、お父さん(お母さん)は「○○」と言ってくれましたね。
- あの時ほどお父さんお母さんの優しさを、感じたことはありませんでした。
- ◯◯した時も、帰宅してお母さんが出迎えてくれた時の安心感、心が癒やされて暖かさを感じたことを今でもよく覚えています。
反抗期の文例
反抗期や思春期で親との不仲を花嫁の手紙に書く場合は、できるだけ具体的な描写や過激な表現は避けましょう。
そして大事なことは現在では両親のことを理解し、感謝している自分の気持ちを伝えることです。
- 私があの時○○してしまったことを、今でも申し訳なく思っています。
- 反抗期にはお互いの考えが合わず感情的になってしまい喧嘩もしましたが、今なら、あの時に私に言ってくれた言葉が理解できる気がします。
- 思春期には反抗したこともあったけど、お母さんは決して突き放したりせずに、いつも私の味方でした。
- 思春期にはお父さんに反発して、親子の間に距離ができてしまいましたね。あの時は...
- 反抗期の頃は随分と心配をかけてしまいましたが、そんな時も毎日お弁当を作って笑顔で「いってらっしゃい」と言ってくれたね。
- 反抗期になると、わがままばかり言って、口も聞かない時期もありましたね。そんな時もパパとママは私を優しい眼差しで見守ってくれていました。
- 反抗期には、些細なことが原因で口喧嘩をしたこともありましたね。私のためになることを第一に考えてくれる親心を理解できるようになるまで、ずいぶん時間がかかりました。
- あの時にきつく叱ってくれたのは、すべて私のためを思ってくれていたことに当時は気づきもしませんでした。
- 思春期にはわがままばかりで、よく叱られたけれど、あの時にお父さんが「◯◯」と言ってくれたこと、今となっては感謝しています。
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親孝行の文例
両親へのメッセージの結びに用いるのが親孝行の文例です。あなたの素直な感謝の気持ちを花嫁の手紙に書き表しましょう。
「花嫁の手紙 添削」のお客様の中には、今までの想いが募って将来を心配するあまり、ご両親を「年寄り扱い」される方がおられます。
いくら親孝行とはいえ、ご本人の立場になれば恥ずかしい思いでしょう。ご両親のことを尊重する気持ちを忘れずに。
- これからは、少しづつ親孝行に努めたいと思います。
- お父さんお母さんを安心させてあげられように、○○さんと幸せな家庭を築きます。
- これからは、私たちがお父さんとお母さんに楽しい思い出をつくってあげたいと思います。
- 私たちが幸せになることが、お父さんお母さんにとって幸せでもありますように願っています。
- これからも健康には十分気をつけて、いつまでも元気でいてください。
- 今まで、お世話になりました。今度は私に親孝行をさせてください。
- お父さんお母さんをお手本に、円満な家庭を築いていきたいと思います。いつまでも元気でいてください。そして、これからも私たちのことを見守ってください。
抱負の文例
新生活の抱負や現在の夢などを書く時の参考にしてください。花嫁の手紙の中では短い項目なので定型文のままでも違和感はありませんが、少しでもあなたらしい要素が入ると良いと思います。
- これからも二人で○○な家庭を築きたいと思いますので、ずっと見守ってください。
- これからは○○さんと一緒に、新しい家庭を築いていきます。
- これからは○○さんと幸せな家庭を築き、お父さんお母さんを安心させてあげたいと思います。
- これからは毎日笑顔を絶やさず幸せな家庭を築いていきたいと思いますので、末永くよろしくお願いします。
- この先の長い道のり、どんなことがあっても○○さんと力を合わせて、一緒に乗り越えていこうと
- 思いますので、これからも私達を見守っていてください。
- 今日からは◯◯さんと二人で、つらい時も互いに励まし合って、私の両親が今日まで築いてきたような温かい家庭にしたいと思います。
子供の文例
授かり婚、おめでた婚、でき婚などの場合、花嫁の手紙では多くを語る必要はありませんが、子供のことを書きたい場合は、「できてしまった」「子供が出来たので結婚した」などネガティブな言葉使いにならないように留意しましょう。
子供が新郎新婦や家族にとって「希望」であることを実感できるように心がけてください。
- 子どもが生まれたら、二人で大切に育ててゆきたいと思いますので、どうか二人で見守ってくださいね。
- 「○○なお父さん」そして「△△なお母さん」のことを心から尊敬しています。子どもが生まれたら、私もそんなふうに思われるように尽くしたいと思います。
- これからは両親にしてもらってきたことを、私も私の子どもにできたらいいなと思っています。
結びの文例
花嫁の手紙の文末を締めくくる結びの言葉の例です。花嫁の両親へ感謝を伝えて結びとする場合と、結婚相手の両親(義両親)への挨拶を述べて結びとする場合があります。
本来、花嫁の手紙は両親への感謝を伝えることが主旨ですから、個人的には花嫁の両親への挨拶で終わったほうが余韻を感じられるように思います。
しかし近年は、新郎様のご両親への挨拶で花嫁の手紙を読み終える人が増えています。
両親への結び
- 結びに一つだけ伝えたい言葉があります。「○○」。
- きっと二人で幸せになりますから、○○の地から見守っていてください。
- これからも私たち二人を、温かく見守っていてください。
- これからも二人で○○な家庭を築きたいと思いますので、ずっと見守ってください。
- お父さんとお母さんは私にとって最高の両親で、お互いを思い合う心の絆が感じられる素敵な夫婦です。
- ◯年間、私を育ててくれて、ありがとうございました。これからも、人生の先輩としてよろしくお願いします。
相手の両親への結び
- 結びに、○○さんのお義父(おとう)さん、お義母(かあ)さん、どうぞ末永くよろしくお願いいたします。
- 結びに○○さんのお義父さん、お義母さんへ。私を暖かく迎えてくださって ありがとうございます。
- このように素晴らしい結婚式のお披露目ができたのは、お義父さん、お義母さんお陰です。
- 結びに、○○さんのお父様、お母様、私を△△家に受け入れてくださりありがとうございます。末永くよろしくお願いいたします。
- 初めてご自宅に伺ってお会いした時に、お互いを思いやる様子を見て、本当に素敵なご家族だなと思いました。
- 新しい家族として私を温かく迎え入れてくださり、本当にありがとうございます。至らないところの多く、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうかよろしくご指導くださいますようお願いいたします。
- 結びに、○○さんのお義父さん、お義母さん。いつも温かくご指導くださいまして、ありがとうございます。これからは二人で支えあって、幸せな家庭を築いていきますので末永くよろしくお願いいたします。
- 結びに○○さんのお義父さん、お義母さん、親族の皆さま、何かと至らない私ですが、末永くよろしくお願い致します。
今回はたくさんの文例を紹介しましたが、くれぐれもこれらをフル活用して手紙を書こうと思わないでくださいね。
実際に定型文の組み合わせのような花嫁の手紙を添削することがあるんです。。。
花嫁の手紙で大切なものは、あなたとご両親の物語、あなたの言葉、そして、あなた自身の気持ちですよ。
花嫁の手紙の書き方(目次)