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「反抗期の話題」を花嫁の手紙に書く場合

花嫁の手紙を書く際に、ご両親のエピソードとして反抗期の話題が選ぶことがあります。 新婦本人は当時のことを反省しており、両親に対して謝りたいという気持ちが強い場合が多のですが、反抗期の話題は書き方を間違えるとゲストの皆様から悪い印象を持たれることがあるため十分な注意が必要です。

反抗期



めでたい.comの「花嫁の手紙添削」のお客様で多い失敗例は、反抗期の頃に本当にあった出来事をそのまま描写してしまい、第三者にはやや過激に感じられることです。

例えば「怒りにまかせて両親に暴言を吐いてしまった内容をそのまま記載する例」「イライラで周囲当たり散らして家具などを壊してしまった例」「両親とケンカをして家を飛び出してしまった例」などがあります。

新婦本人が当時のありのままを伝えて、素直に謝罪したいという気持ちがあるにもかかわらず、第三者には過激に思えるような間違った印象を与えてしまうのは、たいへん残念なことです。
両親に暴言を吐き、物を壊し、ケンカをして家を飛び出した過去は、現在の新婦本人のことをよく知らないゲストには、そのエピソードをベースにした新郎との未来を想像しがちです。
そして、新婦本人に対して次のような悪印象を持たれてしまう可能性があります。


もちろん、反抗期の頃を反省している現在のあなたは、当時よりもずっと成長しています。
しかし、そのことがゲストに伝わらず悪い印象を持たれる恐れがあるなら、それを回避すべきではないでしょうか?

披露宴のゲストの中には「三つ子の魂百まで」「人の本質はそんなに変わらない」という価値観を持つ人が必ずいらっしゃいます。
そのようなゲストに悪い印象を持たれることがないよう、花嫁の手紙では反抗期の話題であっても過激な印象を与える直接的な表現は避けたほうが無難です。

反抗期にあったことはご両親の記憶にもあるので、そのことは当時の詳細を書かなくとも十分に伝わります。
花嫁の手紙では「反抗期の頃には反発したこともあったけど」「思春期には意見の衝突もあったけど」など、どの年代のゲストにも違和感なく受け入れられるような表現でエピソードを書くことをおすすめします。

そして、反抗期のエピソードの最後には「当時の両親の心境を現在の自分がしっかりと理解していること」「当時自分のことを心配してくれた両親に感謝している」という気持ちを伝えましょう。


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作者

めでたい.com Webマスター
小野原秀一

97年に結婚式場から独立後「めでたい.com」を企画・運営。人と環境にやさしい「ソーシャライズ結婚式」の提案や、花嫁のメンタルをサポートする「マリッジブルーの書き込み寺」を主宰する。
著書:「ゲストが感激するオリジナルウエディングの成功術」(小学館)

「花嫁の手紙添削」はじめました。


花嫁の手紙の書き方(目次)




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