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結婚式の媒酌人について


まとめ

媒酌人


媒酌人とは?仲人との違い。

媒酌人とは、結婚式当日にふたりの挙式・披露宴に立ち会う人のことです。仲人は本来、両家の間に立って二人の仲立ちをするのが役割です。 お見合い、結納などの時にお世話になります。 お見合い、結納に仲人を立てた場合は、その人が結婚式で媒酌人となって、新郎新婦とともにメインテーブルに座ることが多いです。

媒酌人をなしにできる?

はい、省略ができます。
かつては披露宴において媒酌人は必須でした。しかし、結婚式が家と家のものであるという価値観が薄れたことや、お付き合いが大変などの理由によって、媒酌人を立てるカップルは減少し、現代では1割以下と言われます。

媒酌人の利点

結婚式で多くの人が伝統を省略するからこそ、媒酌人を立てることで、披露宴のフォーマル感が高めることができます。
また、両家の間で何か問題やトラブルが起きた際は、媒酌人が間に立って中立を保って解決に導いてくれます。

媒酌人は誰に頼む?

「仲人・媒酌人は2番目の両親」と言われるように、末永くお付き合いする人、ふたりがこれからもお付き合いしたいと思える人が第一です。 それに加えて社会的な地位があり、人望の厚い人が良いでしょう。


また、ご夫婦で媒酌人をお願いするのが普通ですので、新郎新婦があやかりたいような仲睦まじいお二人が理想です。ご両親の意見もぜひ、聞きましょう。
まずは、第三者を通じて仲人を依頼したい旨を相手に伝えてもらいます。 そして、相手が了承してくれそうならば、ふたりからアポをとって、両親とともに仲人宅を訪問します。
訪問時には、和菓子フルーツなど手土産をお忘れなく。

媒酌人を依頼するのは、結納や結婚式の日取りが決まる前が良いと思います。 慶事の日取りは仲人さんの都合やお話を聞いてから決定します。 披露宴だけにお願いする「頼まれ仲人」の場合は、結婚式の日取りが決定した後に依頼しても良いでしょう。


日取りを決めるときは、媒酌人、主賓の都合を考えて

結婚式の日取りを決めるときは、媒酌人、主賓の都合を考えて決めた方がいいです。僕たちは式場の予約枠を押さえたくて、予約を入れてしまい、両親から「媒酌人のご都合は伺ったの?」と聞かれ、ドキ!

媒酌人へ招待状は出すものですか?

はい、もちろん挙式・披露宴へご招待します。他のと同様に郵送するのではなく、媒酌人宅を新郎新婦で訪問して手渡しでお願いしましょう。 また、結婚式の前日には、お電話でご挨拶をするのがマナーです。

挨拶の例: 「いよいよ明日が結婚式になりました。私たちにとって最良の日と成りますよう願っております。○○様御夫妻には、何かとお世話をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。」


披露宴だけの媒酌人を依頼するには?

披露宴だけの媒酌人を依頼するには、何から始めたら良いでしょうか?

まずは、電話や手紙等で披露宴の媒酌人になって欲しいことを打診します。
お願いする人と親しい第三者を介して依頼しても良いでしょう。 そして、良いお返事がいただけたら、両親とともに手土産を持参して媒酌人宅を訪問します。
ここでは、ふたりのプロフィールやなれそめを理解してもらえるような文書を渡すと良いでしょう。 (披露宴での新郎新婦紹介は、媒酌人から行われます)


結納の媒酌人へのお礼は?

披露宴での御礼は、ご祝儀としていただく金額の同額を、それぞれ両家で出すものとされます。 例)10万円のご祝儀をいただいたら、新郎側(10万円)、新婦側(10万円)で、合計20万円を御礼として渡す。

御礼は1つのご祝儀袋(金額にふさわしい豪華なもの)に両家の合計金額(新札)を入れて、表書きは「御礼」「寿」などとします。 名前は両家の連名にします。
このお礼とは別に交通費(1万〜3万円程度)をお渡ししましょう。

媒酌人へのお礼(ご祝儀袋)


結納のお礼

結納の媒酌人をお願いする場合は、結納金の1割程度(5~10万円)をお礼とします。 封筒の表書きは「御礼」「寿」などとします。
そのほか、「御車代」(タクシー代程度)と手土産(和菓子等が定番)を仲人さんに渡します。
結納の席では、祝い膳を出して食事をするのが普通ですが、もし食事をしない場合は、「酒肴料」として料理と同等の金額を包みます。


ハネムーンのお土産

媒酌人へハネムーンのお土産は必要ですか? お土産の相場はどのくらいでしょう?どのようなものが喜ばれますか?

結婚式の当日に御礼をするだけでなく、ハネムーン後にはお土産を持参して無事に日程を終えた事を報告したほうが良いのではないでしょうか? お土産の相場は二万円程度とされています。洋酒や革製品が人気らしいですよ。


結婚式後の媒酌人とのお付き合いは?

地域によって差がありますが、3年間を目安にお付き合いをすることが多いようです。 お盆や暮れに御中元や御歳暮を持参してあいさつしたり、年賀状のやりとりを行います。 出産した時もご挨拶に伺います。


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